なちかつ
図書館WEB

 

*「味わう学ぶ色川茶」に参加ご希望の方、「一箱古本市」に出店ご希望の方は、このホームページのNCLニュースに募集要項がありますので、そちらをご覧ください。

 

 

 

Site Top

[BookShelf Image]:26

 昔から読み継がれている児童書の名作を読んでみました。

最初は、少し語調が古めかしい感じがするなあと思ってなかなかサクサク読めませんでした。

ところが、これは最後まで読むのは苦痛かなあと思っていたのに、

気が付いたらハマってました・・・!

 

 物語は、ドイツの9年生の男の子達が暮らしている寄宿学校での話です。

男の子ばかりが暮らしているので、それはもう、女子には想像つかないノリが描かれていました。

突然、夜中に幽霊の行列のかっこうをした上級生たちがやってきて、

ベッドの周りを列をなして歩き、大きな袋から謎の粉をまき散らしてみたり・・・。

(粉の正体は、かゆくなる粉?らしいです・・・!)

 はたまた、近くの学校の生徒と殴り合いの決闘めいたことまで・・・。

 

 女性からしたら、なんだかバカバカしいノリなのですが、ゆかいな気持ちになって読めます。

 

 この物語では、5人の男の子たちが主人公で、それぞれ悩みを抱えています。

それぞれの個性で、その悩みに向き合っています。その真摯な姿は、とても心を打たれます。

ああ、子どもたちは、こんなにまっすぐに真剣に

かけがえのない今という時を生きているのか・・・!

と、大人になった私たちが思い知らされるような力のある作品なのです。

 

 私は、不覚にも、何度も涙がにじんできました。

私が心をつかまされたのは、マルティンという男の子のくだりです。

マルティンに起きたどうしようもない状況、

それに向き合って心がちぎれそうになっているマルティンの深い悲しみと

くじけないひたむきさ、思いがけない展開、

この一連のストーリーに心を奪われました。

 

 読後感は、満たされた思いでお腹がいっぱいです。

このような作品を描いた、ドイツの作家ケストナー氏を尊敬します。

そして、かつてドイツのナチス政権下で焚書にあったこの本が、

今読めることを幸福に思います・・・。

 

 桜が散り始めお花見の時期も終わりに近づいていますね。🌸

お花見と聞くとなんだか”桜餅”が食べたくなってくるような気がします。

 

 ・・・さて、今”桜餅”と聞いてどのような形状の物を思い浮かべましたか?

桜色で、まるっとした形の…を思い受かべる方、または、あんこが薄い生地に

包まれている形状を思い浮かべる方、二通りの方がいることかと思います。

有名な話なのでご存知の方も多いかと思いますが、実は関西と関東では”桜餅”の

形状が違うんです。

[BookShelf Image]:10

 

 そのような東西で違う様々なものについてこの「くらべる東西」では比べています。

皆さんが知っているようなメジャーなものから、こんなものまで違うのか!!!

と思わず驚いてしまうようなものまで

(ねこにも東西で違いがあるらしいですよ🐱)

 

最近はバラエティ番組でもよく取り上げられる東西の違いをぜひ本でも楽しんでみてください!✨

「ルラルさんのバイオリン」はお父さんの形見。でもルラルさんは年に1度か2度お手入れをするだけ。

ある日ネコに「ちょっとひいてみて」と言われたルラルさんは・・・

[BookShelf Image]:11

年齢を重ねるにつれて涙もろくなり、ちょっとしたことでウルウルっとするようになりました。

そのうえ色んなことが親目線に・・・

ルラルさんにバイオリンを教えているお父さんのうれしい気持ち、ルラルさんがバイオリンをやめてしまった時のさみしい気持ちに感情移入(笑)

最後には、音楽って楽しいのが大事!とさわやかな気分に!

「ルラルさんのバイオリン」は、絵も可愛くて子供さんへの読み聞かせにもぴったりの絵本だと思います。

 

NSL(ひつじ)

 

2020年 (令和2年)
10月31日(土)
Weather
9:00~17:30