スプーンもバタフライスツールも手掛けた戦後デザイン界のパイオニア・柳宗理を身近に深く知る1冊。松浦弥太郎×西田善太の対談のほか、向井周太郎、原研哉、大橋歩、川上元美、安藤雅信らによる寄稿を収録。

内容:デザイン考 柳宗理著. これから柳宗理に出会う人へ 西田善太述 松浦弥太郎述. 柳宗理デザインの視座 池田政治著. 形の素体と精神としてのデザイン 向井周太郎著. 柳宗理の薬缶 原研哉著. 時代性と普遍性 佐藤和子著. モダン・プリミティヴの相貌のもとに 新見隆著. 母性的なものへの目覚めのかたち 杉浦康平著. 柳宗理に シャルロット・ペリアン著. 柳宗理とシャルロット・ペリアン ペルネット・ペリアン述 ジャック・バルザック述 森仁史述 柳工業デザイン研究会述. シャルロット・ペリアンから柳宗理へ 森仁史著. 柳宗理さんのデザインと人格 梨谷祐夫著. 柳宗理 金沢美術工芸大学での軌跡 酒井和平著. 時空を越えるデザイン 喜多俊之著. ケトルから広がった、柳宗理デザインのモノつくり 古俣之宏著. 柳家の人びと 滑川英達著. 使って分かる柳宗理デザインキッチン道具のよさ 大橋歩著. アノニマウスデザインに向かって 柳宗理述 三宅一生述 森山明子聞き手. 柳宗理先生を偲んで 多々納弘光著. 宗理さんと民藝 久野恵一著. デザインは社会問題である 川上元美著. からっぽのプール 萩原修著. 教科書を捨てて 安藤雅信著