LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践…。様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。

内容:多様性との対話 岩渕功一著. ダイバーシティ推進とLGBT/SOGIのゆくえ 新ケ江章友著. 多文化共生がヘイトを超えるために 塩原良和著. 移民・多様性・民主主義 髙谷幸著. 生活保護言説における「日本人」と「外国人」を架橋する 河合優子著. メディア研究における「ダイバーシティ」の現在 林香里著. 「生きづらさからの当事者研究会」の事例にみる排除の多様性と連帯の可能性 貴戸理恵著. 「同じ女性」ではないことの希望 清水晶子著. みえない「特権」を可視化するダイバーシティ教育とは? 出口真紀子著. 共生を学び捨てる 小ケ谷千穂著. アート/ミュージアムが開く多様性への意識 村田麻里子著. 批判にとどまらず具体的に実践すること 松中権述 岩渕功一インタビュー聞き手