「最後の博物学者」、「知の巨人」、そして…「エコロジーの先駆者」南方熊楠。閉塞するアカデミズムから離脱、多様性、開放性、自由、楽しさを源とした熊楠の「生物の世界」への探求を解き明かす。

内容:自由ミナカタ学 安田忠典著. 「南方二書」と紀南の神社林 田村義也著. 「南方二書」と紀伊半島の森林の現在 土永知子著. 神社合祀反対と継承される獅子舞 三村宜敬著. 蟻のマンダラ 末木文美士著. けものたちへの視線 松居竜五著. 熊楠と菌類図譜 細矢剛著. 南方熊楠コレクション 吉村太郎著. 南方熊楠と同時代の生物学者たち 郷間秀夫著. 絶滅に抗う方法 志村真幸著