なちかつ
図書館WEB
◇新型コロナ感染拡大防止のために <1月6日>
年があらたまりましたが、コロナの感染拡大はさらに勢いを増しています。5日には和歌山県でも一日あたりの感染者数が17人と過去最多になりました。引き続き感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
①体調がすぐれないとき、発熱しているときは図書館の利用を控えてください。
②図書館へ来るときはマスクを着用してください。
③入館時には手指の消毒をしてください。
④閲覧・自習は所定の座席で行い、人との距離を保ってください。
よあけ この言葉に引き付けられて、この絵本を手にとり数十年がすぎました。子どもの絵本にしては、ずいぶん地味だと思いながら、ページをめくると。静寂の世界がひろがります。「おともなく」「しずまりかえって」。そこに登場するのは毛布にくるまるおじいさんと孫。ページをめくるたびに静寂の中に、命を感じるんです。何だろうこの感じ。おじいさんと孫がみずうみにこぎだすと、やまとみずうみがみどりになるんです。これが、よあけなんだ。と、感じる絵本です。命や生命力を表す色が青と緑だと、聞いたことがあります。よあけとは、私たちに 新しい力を教えてくれる絵本です。
ユリー・シュルヴイッツは、東洋の文芸美術に造詣がふかく、この絵本のモチーフも 唐の詩人 柳宗元の詩「漁翁」によるものだとか。
どうぞ、その手にも『よあけ』を。☺ <よむよむblogから>
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- 投稿者: NCL編集部
- カテゴリ: おすすめ本棚
- 公開日:2020年05月13日