なちかつ
図書館WEB

 

◇利用制限の緩和について <6月30日>

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をとったうえで、7月から

◎おはなし会、よちよちぶっくを再開します

資料の閲覧、自習の制限を緩和します

 

利用制限の緩和にあたって、次のことを守ってくださいますようご協力をお願いします。

①図書館へ来るときはマスクを着用してください。

②入館時には手指の消毒をしてください。

③図書館で昼食をとることはできません。

 

<おはなし会・よちよちぶっく>

・入室時に体温を測ります。体温が37度以上の方は参加をお断りします。

 *おはなし会 7/25(土)、8/1(土)、8(土)、22(土)

 *よちよちぶっく 7/14(火)  いずれも10時から

<閲覧・自習>

・必ずマスク着用をお願いします。

・所定の場所に着席し、人と人との距離を保ってください。

・自習は3階のみとします。*絵本コーナーは密集密接になりやすいので不可

・利用時間の制限はありません。

 

 

 

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 現代の沖縄が舞台の小学生少女たちの物語。主人公は勉強が苦手で自分の名前さえ漢字で書けない女の子大城珊瑚(おおしろさんご)、6年生。母親は福岡へ働きに出ており、祖母で民謡歌手のルリバーと二人で暮らしている。将来はルリバーのような民謡歌手になりたいと思っている。ルリバーには珊瑚に知られたくない秘密があった。それは自分の母親、珊瑚のひいおばあが貧しさゆえに那覇の遊郭に売られたジュリだったということ。沖縄の女、母娘4代の人生のつながり。わずか12歳の珊瑚はそのつながりを背負って生きている。珊瑚の友だちや東京から転校してきた2人の少女も沖縄での生活の中で大切なものに気づき、しなやかに成長していく。

 著者の坂本菜の花さんは石川県出身。高校の三年間を遠く離れた沖縄の無認可学校「珊瑚舎スコーレ」で過ごす。本書はその沖縄でいろいろな人と出会い、いろいろな活動を通して考え、成長していった心の軌跡。

 本文から。「(石垣島の自衛隊配備について)自衛隊はなぜここに配備されようとしているのか?同じ県内にいたはずなのに聞こえてこなかった、聞こうとしなかった現実。本島に帰って新聞を開くと、石垣や宮古という文字が飛びこんで来ました。実際の距離は変わらないけど、心の距離はどれだけでも変わるのだと思いました。」 「時々、どの情報を信じたらいいのかわからなくなるときがあります。そんなとき、私はあまり深く考えずに足を動かします。とりあえず、って気持ちで行ってしまいます。自分で見てきたことはものごとのすべてにはなりませんが、確実な一部です。そして帰ってきたときに、ものごととの距離が縮まっているのがわかります。」

 「面従腹背」。組織の一員として働く以上、だれでも多かれ少なかれその思いを抱えながら仕事に向き合っている。自分でよく考え、こうあるべきだ、こうしたいと思う人ほど面従腹背の度合いは大きくなるだろう。前川さんは文科省事務次官にまでなった人だが、人間としてどうしても譲れないところを持ち、なおかつそれを誠実に守り通そうとする勇気を持った人だと思った。現在は職を辞して吹っ切れたか、本書では存分に思いの丈を語っている。まさに現政権下での話である。政治家と官僚のせめぎ合いが具体的に語られていて興味深い。巻末のツイッターでの投稿記事「面従は一切なし Twitterなら何でも言える ほぼ独り言の腹背発言集」は、ここまで公表するか、身に危険が及ぶんじゃないか?と心配になるほど現政権を痛烈に批判している。

2020年 (令和2年)
7月7日(火)
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