なちかつ
図書館WEB

 

◇利用制限の緩和について <7月15日一部変更・追記>

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をとったうえで、7月から

◎おはなし会、よちよちぶっくを再開します

資料の閲覧、自習の制限を緩和します

 

利用制限の緩和にあたって、次のことを守ってくださいますようご協力をお願いします。

①図書館へ来るときはマスクを着用してください。

②入館時には手指の消毒をしてください。

③図書館で昼食をとることはできません。

 

<おはなし会・よちよちぶっく>

・入室時に体温を測ります。体温が37度以上の方は参加をお断りします。

 *おはなし会 7/25(土)、8/1(土)、8(土)、22(土)

 *よちよちぶっく 7/14(火)  いずれも10時から

<閲覧・自習>

・必ずマスク着用をお願いします。

・所定の場所に着席し、人と人との距離を保ってください。

・自習は3階のみとします。*絵本コーナーは密集密接になりやすいので不可

・仕切り版を設置しましたので絵本コーナーでの勉強も可とします。<7月15日>

・利用時間の制限はありません。

 

 

 

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 おもしろい。著者は九州出身で中学生の息子を持つ母親である。けっして上品とは言えない文章から腹の据わった母ちゃんといった感じがする。連れあいは大型ダンプの運転手で、ごくふうつの夫婦と子ども一人の中流家庭だが、この一家は日本ではなくイギリスのある地方都市で暮らしている。そして母ちゃんの連れあいはアイルランド人(ホワイト)だ。息子の「ぼく」は明らかに母ちゃん似で東洋人(イエロー)の顔立ちをしている。書名はそんな「ぼく」の存在を表している。ブルーというのは人種差別を受けたりしていやな気分になることもあるという意味だ。ところがどっこい、「ぼく」はなかなかたくましい。地域トップのカトリック校でなく公立の元底辺中学校(殺伐とした英国社会を反映するリアルな学校)へ通うことに決めた「ぼく」は、母ちゃんたちの心配を尻目に、友だちとの関係を深めながら充実した日々を過ごしていく。この本はそんな「ぼく」とぼくを見守る母ちゃんの心の成長の記録である。

 青少年をめぐる問題行動、貧困などは日本も同じだが、人種差別や階層格差社会といった問題はそれが世界標準かという気がした。「息子の人生にわたしの出番がやってきたのではなく、わたしの人生に息子の出番がやってきたのだろう」のすてきなせりふは著者の言。

2020年 (令和2年)
8月5日(水)
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