なちかつ
図書館WEB

 

◇利用制限の緩和について <6月30日>

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をとったうえで、7月から

◎おはなし会、よちよちぶっくを再開します

資料の閲覧、自習の制限を緩和します

 

利用制限の緩和にあたって、次のことを守ってくださいますようご協力をお願いします。

①図書館へ来るときはマスクを着用してください。

②入館時には手指の消毒をしてください。

③図書館で昼食をとることはできません。

 

<おはなし会・よちよちぶっく>

・入室時に体温を測ります。体温が37度以上の方は参加をお断りします。

<閲覧・自習>

・必ずマスク着用をお願いします。

・所定の場所に着席し、人と人との距離を保ってください。

・自習は3階のみとします。*絵本コーナーは密集密接になりやすいので不可

・利用時間の制限はありません。

 

 

 

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みなさん、はじめまして。

コラムを通じて、みなさんと本をつなぐお仕事ができたら

嬉しいです。これからよろしくお願いします。

 

さて、一番最初なのでどうしようか迷ってしまいましたが、

まずは、今学校で人気の本を紹介したいと思います。

それが、こちらです。

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この本は、お話の本ではないのですが、

時折マンガも入っていたりと、大変読みやすいです。

 

①巻は整理整頓についてですが、

他にも子どもたちが気になる話題を取り上げて

たくさんシリーズが出ています。

 

この本のように、物語ではなく自分に役立つ観点で

本を読むのも読書の魅力の一つですよね。

このような本が小学校でよく読まれているなんて、

本を手に取る理由って様々だなあと、嬉しく思います。

 

続いて、お話の本から学校での人気作を紹介します。

 

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こちらは、知っている方も多いかもしれません。

海外で人気を博した本が日本でも発売されあっという間に

国内で人気になった本です。

この本は、なんと、横書きです!!

 

そしてシンプルな絵柄と、独特のノリが子どもたちに

よくウケています。読書が苦手な子も、そうでない子も

サラッと読めるおススメ本です。

 

そして、どっぷり読書の楽しみを味わいたい

という本格派の人たちにおススメなのが、こちらです。

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こちらは、『精霊の守り人』シリーズや、『獣の奏者』を

お書きになった上橋菜穂子さんの作品です。

全てを失った武闘派のヴァンと、

政治の中枢にいる知的で聡明な医術師ホッサル、

という対照的な二人の男が主人公です。

上橋さんの作品は、いつも圧倒的な世界観を感じる構成なので、

飽きることなく駆け抜けるように読んでしまいます。

 

次々巻き起こる衝撃に心を動かされて

遂に読み終えたとき、皆さんは、

果たして、どちらの主人公に心を奪われるでしょうか・・・。

傷つきながらも生きていく人々の

輝く生命と戦いの物語、ぜひ、ご覧ください。

 

投稿者:NSL(カンガルー)

 

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桜の季節も終わり、熊野の山々はモリモリとした新緑の力を感じる季節になってきました。

まさに「空青し山青し海青し」といったところでしょうか。

これは和歌山県新宮市出身の佐藤春夫の『望郷五月歌』の一説ですが、ほかにも『秋刀魚の歌』といった熊野人の香り漂う作品を遺しています。

以下その『秋刀魚の歌』の一節です。

「さんま、さんま、
そが上に靑き蜜柑の酸(す)をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり」 

 

 『文豪の家』では、そんな佐藤春夫や、佐藤に妻を譲った谷崎潤一郎、「芥川賞をください」と懇願した太宰治など名だたる文豪の作品が生み出された書斎や筆や硯といった道具まで垣間見ることができます。その空間からは、それぞれの作風に通じるものを感じることができます。

 

『おしえてわかやま 方言編』では今ではあまり使われることのない方言から、方言だと気づかず使っていて「これって方言だったんだ!」と新発見するものまで、楽しめる内容となっています。

 

 身近にあってなかなか見直すことの少ない「ふるさと」ちょっとだけ見つめてみませんか?また新しい一面に気が付くかもしれませんよ。

 

NSL(ひつじ)

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 昔から読み継がれている児童書の名作を読んでみました。

最初は、少し語調が古めかしい感じがするなあと思ってなかなかサクサク読めませんでした。

ところが、これは最後まで読むのは苦痛かなあと思っていたのに、

気が付いたらハマってました・・・!

 

 物語は、ドイツの9年生の男の子達が暮らしている寄宿学校での話です。

男の子ばかりが暮らしているので、それはもう、女子には想像つかないノリが描かれていました。

突然、夜中に幽霊の行列のかっこうをした上級生たちがやってきて、

ベッドの周りを列をなして歩き、大きな袋から謎の粉をまき散らしてみたり・・・。

(粉の正体は、かゆくなる粉?らしいです・・・!)

 はたまた、近くの学校の生徒と殴り合いの決闘めいたことまで・・・。

 

 女性からしたら、なんだかバカバカしいノリなのですが、ゆかいな気持ちになって読めます。

 

 この物語では、5人の男の子たちが主人公で、それぞれ悩みを抱えています。

それぞれの個性で、その悩みに向き合っています。その真摯な姿は、とても心を打たれます。

ああ、子どもたちは、こんなにまっすぐに真剣に

かけがえのない今という時を生きているのか・・・!

と、大人になった私たちが思い知らされるような力のある作品なのです。

 

 私は、不覚にも、何度も涙がにじんできました。

私が心をつかまされたのは、マルティンという男の子のくだりです。

マルティンに起きたどうしようもない状況、

それに向き合って心がちぎれそうになっているマルティンの深い悲しみと

くじけないひたむきさ、思いがけない展開、

この一連のストーリーに心を奪われました。

 

 読後感は、満たされた思いでお腹がいっぱいです。

このような作品を描いた、ドイツの作家ケストナー氏を尊敬します。

そして、かつてドイツのナチス政権下で焚書にあったこの本が、

今読めることを幸福に思います・・・。

 

2020年 (令和2年)
7月5日(日)
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