長田弘さんの詩は、平易な言葉でありながらはっとさせられるような問いかけの連続で、自然と自分の内面へと目を向けさせられる。そこにいせひでこさんの、やはり心の情景を描いたような淡い絵が合わさってすばらしい絵本に仕上がっている。青少年~大人のための絵本。