なちかつ
図書館WEB

 

◇新型コロナ感染拡大防止のために <9月1日>

①体調がすぐれないとき、発熱しているときは図書館の利用を控えてください。

②図書館へ来るときはマスクを着用してください。

③入館時には手指の消毒をしてください。

④閲覧・自習は所定の座席で行い、人との距離を保ってください。

 

 

秋の夜長・・、本読も!

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 現憲法ができたとき、文部省は中学生に向けてあたらしい憲法をわかりやすく解説した手引書を出した。それが「あたらしい憲法のはなし」。民主主義、主権在民主義、国際平和主義など新憲法の理念を高らかに述べている。本書はそれをもじって、自爆連(自民党の憲法改正草案を爆発的にひろめる有志連合)と称する人たちが、2012年に公表された自民党の憲法草案について書いたもの。読んでみると、自民党の憲法草案はこんなにひどいのか、自民党の憲法草案をこんなにひどく書くのか、この案に賛成、反対、一部賛成・・・、等々いろいろな思いを持つ。最後は一人ひとりが自分で考え自分で決めること。「ほんとうは憲法など意識しないで生活しているのがいい社会」とはある憲法学者の言だが、現に改憲の条件がととのい、政権党から改正案が出ている今、この国のかたちについて考えることは必要だと思う。

*企画展示『今こそ考えよう日本国憲法(このくにのかたち)』から 

 この頃はやたらと長い、本の内容をそのまま言い表したような書名をつける本がある。まあそんな本だ。間口は広い(低い)が、読み進めるとなかなかのレベルの内容になっている。1.地球について 2.太陽について 3.銀河について(どうして夜空に天の川があるんですか) 4.惑星について(もう一つの地球ってあるんですか) 5.地球外生命について(宇宙人はいますか) 6.相対性理論について(タイムマシンはできますか) 特に5,6章はおもしろい切り口から宇宙科学へいざなってくれる。

 「筋肉は裏切らへん」の決めぜりふでテレビに出ている先生がいる。まったくそのとおりで、コツコツ筋トレに励めば筋肉は太くたくましくなり、成果が目に見えるので達成感、満足感を感じることができる。しかし、著者は、スポーツ選手が競技力、パフォーマンスの向上をめざすとき、それではアカン、筋トレはむしろマイナスになると言う。競技力を向上させるためには、その競技におけるからだの動きのしなやかさ、すなわちからだの各部位を連動させ、その連動性をより密にしていく「全身協調性」を高めていくことが大切だ。筋トレで「つけた筋肉」はおうおうにして全身協調性を妨げる要因となる。必要なのは、その競技の動きを向上させることで「ついた筋肉」である。競技における「全身協調性」を高めるにはどうしたらよいか。それはコツやカンを身につけていくという、非常に感覚的で経験的なことである。筆者はそこに科学的な知見を持ってアプローチしており、説得力がある。このような考え方はスポーツのみならず、広く生きる力を向上させることにもつながると感じた。

2020年 (令和2年)
9月19日(土)
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