なちかつ
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親しみやすくおもしろい日本語訳だ。読んでいてとても楽しい。「あかちゃんは、あったかくてしっとりしています。まるでできたてのしょくパンみたい。でも、バターをぬってはいけません」などなど。カラフルで動きや表情が豊かな絵も楽しい。小さい子どもがさらに小さいいもうとへ注ぐ愛情というか、より小さい者を慈しむ気持ちをユーモラスに描いている。ガイドブックという着想がおもしろい。
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- 作成者:NCL編集部
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今や英語は世界中の人々とつながる道具となった。非英語圏の人々もそのお国なまりの英語でコミュニケーションをとっている。英語は道具以上のものではないが、その道具を持つことで、人間関係も仕事も、はたまた人生も大きく広がるかもしれない。著者の言うように、現在ではインターネットで生の英語に手軽に接することができる。好きな分野からどんどん英語に触れる機会を増やすべきだ。たくさん読むこと、聞くこと、口に出して言うこと、書くこと。お金をかけずに、しかも効果的に取り組める方法が、この本では具体的に紹介されている。要はやるかやらないかなのだ。中学生・高校生の皆さんへ、一読の価値あり。
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- 作成者:NCL編集部
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江戸の世が終わってわずか十数年の明治10年代、理想に燃えて新しい国のかたちを描いた憲法草案が全国各地でつくられた。五日市憲法はその一つである。この時期の人々の自由民権への熱い思いは大したもんだ。豪農層を中心とした庶民が西洋近代政治思想を学ぶため、学習に学習を重ねていたことに改めて感動する。本書は五日市憲法が農家の蔵から発見されたいきさつ、そこに書かれていた内容、そして起草の中心人物千葉卓三郎の足跡を追う。
現在の日本国憲法につながる伏流はしかとある。
*企画展示『今こそ考えよう日本国憲法(このくにのかたち)』から
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